オブジェクト指向とルール型言語の融合について
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概要
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これまでルール型言語として,プロダクションシステム(PS)がエキスパートシステム構築の分野を中心として使われてきた.しかし,ルール型言語によって大規模なシステムを開発する際には以下のような難点がある.システムが平面的である.単純なPSの認知行動サイクルは様々な推論での複雑な処理をするためには記述力が足りない.これらの問題を解決する為,われわれはルール型とオブジェクト指向との融合によりモジュール性,表現力の強化した言語を設計開発することとした.特に条件部をオブジェクト化することにより,認知行動サイクルをより柔軟なものにすることを目標として掲げた.ここではその仕様の概要を示す.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14
著者
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