ELIS-8200におけるローカルRPC機能の開発
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概要
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ワークステーションELIS-8200は、LISPプロセッサとFront End Process(FEP)を組合わせたシステムである。ELIS-8200ではFEPのオペレーティングシステムとしてOS/2を採用している。FEPは、従来LISPプロセッサに対し入出力をサービスするサーバとして動作していた。OS/2はマルチタスクをサポートしており、LISPプロセッサの入出力をサービスしながら、OS/2におけるアプリケーションプログラムを動作させることができる。このような状況において、FEPとLISPプロセッサの処理をより有機的に組合わせることにより、柔軟な機能の実現と機能分散を図ることができる。ELIS-8200では、このような機能を実現するにあたり、LISPプロセッサとFEPの処理間の通信手段として、Remote Procedure Call(RPC)を用いている。ELISにはネットワークワイドなRPC(ネットワークRPC)が既に実現されており、これと区別するために本論文のRPCをローカルRPCと呼ぶ。今回、ネットワークRPCにはない機能を持つローカルRPCの実現について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14
著者
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