依存構造解析のためのSAXのデバッグ環境
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
構文意味解析システムSAXは、ICOTがこれまでの自然言語処理研究で得られた要素技術の1つであり、DCG(Definite Clause Grammars)で記述された文法を基に上昇型の解析を行なう構文意味解析システムである。SAXは本来2型と呼ばれる記述形式を用いた文法を基に解析を行なうが、日本語の係り受け関係のための書き換え規則を宣言的に記述することを目的に0型を含めて解析できるように拡張されている。本稿ではこの拡張記述形式を用いて実現された係り受け解析の、デバッグ環境について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14
著者
関連論文
- 汎用日本語処理系LTBの構成
- 依存構造解析のためのSAXのデバッグ環境
- 構文意味解析システムSAXにおける係り受け解析 : 構文意味情報の構成について
- 係り受けの強度に基づく依存文法 : 制限依存文法
- 局所化した単一化文法とその表現
- 制限依存文法とその表現
- LTB-形態素解析システムLAXの開発環境
- 日本語の並列係り受け解析
- LTBにおける構文解析システムSAXについて