設計知識の共有と誤解解消のためのコミュニケーションモデルの提案
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概要
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ソフトウェア設計におけるドキュメント作成作業では、ドキュメントの作成者間、また作成者と利用者との間で設計情報を共有するために何らかの記述規則を規定する。しかし記述規則の数は多く、また最初に完全かつ一意に定めることが困難なため、規則自体が逐次修正される。このことは協同作業に携わる者どうしで設計情報についての誤解を発生させる原因となり、ドキュメントの品質均一化の重大な妨げとなる。すなわち個々の作成者が、すべての記述規則の動的な変化を誤解のないように把握するための支援方式の構築が重要となる。本稿では、グループによるドキュメント作成作業およびレビュ作業過程を分析することにより、記述規則の誤解発生、解消過程の抽出を試みる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01
著者
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