コンパイラ生成系RieにおけるC++の利用について
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概要
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属性文法とオブジェクト指向の融合に関する研究(たとえばのひとつとして、本発表では意味規則にオブジェクト指向風の記述を許す拡張を行う。属性文法に基づくコンパイラ生成系RieはCをベース言語としている。Rieの意味規則の実体はCの代入文であり、意味規則の右辺には任意のCの式を記述することができる。Rieは属性文法記述を入力し、Cプログラムを出入する。そこで本発表では意味規則の記述にC++の代入文を許し、Rieの出力をC++プログラムにする拡張を行う。簡単な拡張ではあるが、記述力が大きく増す。以下2節では拡張されたRie(以下、拡張Rie)の記述例を示す。3節では記述における制限を述べる。4節では今後の課題などを述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01
著者
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