文節間文法を用いた未知語検出
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概要
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近年の自然言語処理システムでは文法をはじめとする各種言語情報は各単語ごとに分散記述,データベース化し,維持・管理することが多い.しかしこのデータベース化にはコストがかかること,タスクごとに変更を迫られるなどの点から作成の自動化が望まれている.これに当たっては大量のテキストを解析しなければならないが,辞書未登録語(未知語)については検出を行い,言語情報を付与する必要がある.本稿ではこの未知語検出に関する一方法を提案する.この方法は文節間の依存関係を表現した文節間文法を基礎とするもので,前報告で述べた疑似文節を用いた未知語検出法に採り入れることにより検出率が向上した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01
著者
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