ELIS8200のCPU-LSI開発環境
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概要
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LSIは微細加工技術の向上により、年々大規模で高速・高機能・多機能なものになりつつある。それにつれて、LSIのすべての回路の論理検証や遅延検証のためのテストパターンは、複雑かつ膨大なものになり、その作成にかかる時間やコストは増加する傾向にある。今回我々はELIS8200シリーズのCPU-LSIの開発において、弊社の論理シミュレータであるBINALYを利用し、周辺回路を含めた装置レベルのモデルを作成してシミ ュレーションを行った。またこのシミュレータが持つテストパターン切り出し機能によりLSIテスタ用のテストパターンを生成して利用した。さらに、LSIテスタの制限により単純な切り出しだけでは対応ができないテストパターンについても、自動的に修正を行なうプログラムを作成して人手によるミスがなく信頼性の高いテストパターンを効率的に得ることができた。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-09-04
著者
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河井 淳
Atr音声翻訳通信研究所:(株)東洋情報システム
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河井 淳
沖電気工業(株)研究開発本部
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河井 淳
沖電気工業(株)ネットワーク・システム・カンパニー
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河井 淳
沖電気工業(株)研究開発本部マルチメディア研究所mhコントローラpj2g
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森 正実
沖電気工業株式会社研究開発本部マルチメディア研究所
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中澤 哲夫
沖電気工業(株)
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勝山 隆史
沖電気工業(株)
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岡部 和也
沖電気工業(株)
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森 正実
沖電気工業
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河井 淳
沖電気工業
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中澤 哲夫
沖電気工業
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勝山 隆史
沖電気工業
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