ローエンドRISC用連続書き換え可能なオンチップキャッシュ構成法
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概要
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本論文は、ローエンドRISC-CPU向けの連続更新可能なオンチップ命令キャッシュの構成方法に関する論文である。このキャッシュは、極く一般的なRAMで構成されているにもかかわらず、一回のミスヒットによってプログラムにとって必要と思われるラインのみを書き換え、命令を供給し続ける。すなわち、ライン長が可変であるかのように振る舞う。このことから、本方式を可変ライン長キャシュと呼ぶ。この方式を実際に特定用途向けのRISCプロセッサに適応した例では、従来方式に比べ、20〜30%の全体のウエイト量を削減でき、キャッシュヒット率も向上した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-09-16
著者
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槙 和彦
沖電気工業(株)電子デバイス事業本部
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森 正実
沖電気工業株式会社研究開発本部マルチメディア研究所
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槙 和彦
沖電気工業
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長野 勇志
沖電気工業
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重永 三夫
沖マイクロデザイン宮崎
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森 正実
沖電気工業
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