隆線方向特徴を用いた指紋画像自動分類方法
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概要
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「万人不同」,「終生不変」の特性を持つ「指紋」は、犯罪捜査上の証拠としてだけではなく、近年では暗証番号やIDカードに代わる、個人識別の道具としての用途が議論されている。指紋照合システムは、世界各国で実用化されているが、より高い精度,より速い処理速度の実現が期待されており、予め指紋データを分類して登録しておくことにより検索回数を少なくする方法が提案されている。その分類の方法の1つに紋様を用いる方法があり、従来人手に頼っていた分類作業を、コスト削減等の観点から自動化するアルゴリズムが幾つか提案されている。今回、「隆線方向特徴」を用いて、大規模指紋照合システムに組込むことを前提とした自動分類方法を考案し、シミュレーションにより有効性を確認したので報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-09-04
著者
-
三重野 博司
東京理科大学大学院
-
鈴木 勇
日本電気セキュリティシステム(株)
-
渋谷 達郎
日本電気セキュリティシステム(株)
-
星野 幸夫
日本電気セキュリティシステム(株)
-
三重野 博司
東京理科大学諏訪短期大学
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