ファクシミリ用Single Chip Modemのソフトウェア構成方式
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概要
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近年G3ファクシミリは、通信需要の増大と共に、その普及が目覚ましく、装置の小型化、低コスト化が進み、高機能化している。そこで我々は、通信装置部の高集積化を図るため、変復調装置(モデム)のSingle Chip VLSI化を図った。本モデムでもディジタルシグナルプロセッサ(DSP)を利用しているが、このDSPの高機能化、汎用化が近年進み、これに伴いライブラリも増加し、DSPにおいてもこれらのソフトウェアを管理するOS的な機能が、重要となってきている。本モデムでは、内部に組み込んだDSPで動作する簡易モニタプログラムを開発して、その下に変復調処理タスクを配置し、プログラムROMの経済化、及び処理のブロック構造化を図った。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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高岡 和彦
(株)日立製作所 戸塚工場
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永井 謙治
(株)日立製作所デバイス開発センタ
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横須賀 靖
(株)日立製作所日立研究所
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小嶋 康行
(株)日立製作所 日立研究所
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今澤 光二
(株)日立製作所 武蔵工場
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水野 敦
(株)日立電子
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小嶋 康行
日立
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永井 謙治
(株)日立製作所
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横須賀 靖
日立
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今澤 光二
日立
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横須賀 靖
(株)日立製作所 日立研究所
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