TAO/ELIS上での並行論理型言語の実現
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概要
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TAOは、LispマシンELIS上におけるマルチパラダイムプログラミング言語である。一般のLispにおける関数型パラダイムの他に、論理型パラダイム、オブジェクト指向パラダイムを兼ねそなえている。また、TAOはマルチプロセスが可能で、そのための様々な基本機能が用意されている。しかし、これらの機能は若干プリミティブで、必ずしも一般のプログラマにとって使いやすいものとはいえない。そこで、TAOのマルチプロセス機能をプログラマにとって利用しやすいものとするため、TAO上に並行論理型言語CLLを実現した。CLLはTAOのマルチプロセス機能を、TAOの3つのパラダイムのうち特にそのセマンティクスが並行実行と相性が良い論理型パラダイムと組み合わせることによって、抽象化したものである。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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