循環パイプライン計算機のオペレーティングシステムCPX : その概要とオブジェクトモデル
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概要
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本稿では、メモリ共有型マルチプロセッサ・システムのオペレーティングシステムであるCPXの基本的な概念について述べる。我々は現在、循環パイプライン計算機(Cyclic Pipeline Computer; CPC)FLATSを開発中である。CPCはパイプラインを複数の命令列で共有しているためメモリ共有型並列計算機として機能する。CPXはFLATS2のオペレーテングシステムである。以下2章ではCPXの設計目標を、3章ではCPXのオブジェクトモデルについて、さらに4章では実例としてCPXのカーネル機能を使ったXINUの実現について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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佐藤 三久
新技術開発事業団
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深沢 紀博
新技術開発事業団
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Paul Spee
新技術開発事業団
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後藤 英一
新技術開発事業団
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後藤 英一
新技術開発事業団:理化学研究所:東京大学
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佐藤 三久
新技術事業団
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