同期/非同期のモードに関してシームレスなコミュニケーションツール
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概要
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コンピュータの普及やネットワークインフラの確立によって、人々がコンピュータを用いてネットワーク上でコミュニケーションを行なう機会が増えている。電子メールやテレビ会議システムといった代表的なコミュニケーションツールを、ユーザが選択し併用している場面が広く見られるようになってきた。選択の条件の一つとして、リアルタイムにコミュニケーションを行なう同期系のツールか、非同期系のツールかがあげられる。ところが、ツール間でコンテキストを連続させることが難しいため、ツール毎に会話の内容が閉じがちであり、複数のツールを使うことが議論のスムーズな進行を阻害していた。ActiveMail[1]やMAIN[2]のように、同期/非同期モードを両方サポートしたシステムはこれまでにも存在したが、スムーズなコミュニケーションを行なうためには、コンテキストを連続させることが必要である。そこで、筆者は同期/非同期のモードにとらわれないコミュニケーション環境の提供を行なうことを目指している。ここでは、テキストベースのサンプルシステムsemisyncchatの概要とシステム構成について説明する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
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