PC/ワークステーション向け標準データ項目部品OASQUARE/SDITEMの開発
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概要
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日立製作所では,データ中心アプローチに基づいてデータ項目単位に手続きを備えた標準データ項目部品(SEWB3/SDITEM)を開発し,ソフトウェア再利用環境を整備してきた。標準データ項目部品は,データ項目単位にその入出力処理を標準化して部品化し,このことにより生産性,保守性の向上を狙ったものである。当初,標準データ項目部品はメインフレームでの業務システムをターゲットとして開発した。だが,近年のダウンサイジングに伴いPC/ワークステーションでの業務システム構築が可能となり、かつ開発ツールの充実により迅速なシステム構築が可能となってきている。我々はメインフレームでの業務システム開発を通じて蓄積した標準データ項目部品をPC/ワークステーションで利用できる部品として整備し、これを我々の開発支援ツールQASQUAREで構築するシステムで再利用可能にした。本稿では,PC/ワークステーション向け標準データ項目部品OASQUARE/SDITEMのシステム開発経緯について紹介する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
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