カードゲームをプレイするプロダクションシステムにおける制約表現
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概要
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現実世界の問題のほとんどは,関係する情報を部分的にしか参照できない部分情報問題であるといえる.そのような問題に対する解決策の1つに制約に基づく問題解決があるが,実際に人間は多くの知識や信念を制約により表現しており,推論においても制約をうまく利用している.一方,プロダクションシステムは,人間の問題解決のモデルに用いられることがあるが,基本的には手続き的知識をルールで表現しており,制約的な知識を表現するには工夫が必要である.本研究においては,カードゲーム"Calculation"を題材とし,人間がどのように制約を利用して問題解決を図っているかを分析し,モデル化することにより,具体的なシステムへの応用を検討する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
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