視覚障害者用文字認識システム
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概要
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視覚障害者が日常的な印刷情報に簡単にアクセスできるためのシステムの研究開発を行なっている。出力は音声又は点字によるので不要な情報は飛ばして、必要な情報に効率的にアクセスできることが特に重要である。そのためにスキャナから入力された文書画像のレイアウト解析を行ない、論理構造を抽出して利用する。本稿では雑誌を読む場合及び請求書を読む場合の手順を想定し、効率的なアクセスのために必要な技術を検討する。また、レイアウト解析から得られる情報と、文字認識の内容から得られる情報を組み合わせて文字列をグループ化し、文書の論理構造を抽出する手法を提案する。文書画像から論理構造を抽出する研究は文書処理の効率化を目指して行なわれてきた。これらの論文ではいずれも対象を技術論文や、特許公報などの専門的文書に限っており日常的な、雑誌、請求書などの文書についてはこれまで対象外であった。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
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