ウェーブレット係数のユニタリ行列表現とその応用について
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概要
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離散データのウェーブレット変換において通常用いられるコンパクトサポート(cs)直交関数系は一連のDaubechies関数(サポート長2N-1(N=1,2,..),N-1次までのモーメントが0.以下DNと略)であるが,応用によってはDNとは異なる性質のcs直交ウェーブレット関数が必要になる場合がある.本稿ではスケーリング関数とウェーブレット関数が満たす関数方程式の係数(両者を便宜的にウェーブレット係数と呼ぶ)から成る行列がユニタリ行列の組合せに分解されることを示し,その結果非DN系関数の探索に有用なパラメタ表現を得る.次にこの応用としてサポート長3(N=2)で2次(および0次)モーメント0の直交ウェーブレット関数を求めその連続性を評価する.
- 1995-09-20
著者
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