地図処理システムにおけるイメージ・ベクトル融合型地図表示ユーティリティの開発
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概要
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従来、ベクトル地図データは利用目的に応じて、個別に作成運用されてきた。この為、地図データ作成費用が膨大となり、他の分野への適用が進んでいなかった。そこで、市販の地図帳をイメージスキャナにより入力して利用するイメージ地図処理システムが開発、運用されてきた。しかし近年、カーナビゲーション等の普及によるベクトル地図の利用増等により、ベクトル地図の整備と低価格化が進んで来た。これに伴い、高度な施設情報管理が可能なベクトル地図の表示ニーズが高まりつつある。そこで、安価なイメージ地図と高度に利用可能なベクトル地図を同時に表示可能な地図表示ユーティリティを開発した。本論文では、地図操作で多用するスクロールについて、イメージ地図とベクトル地図を融合表示した状態で、操作性を良く高速にスムーズスクロールする方式について述べる。
- 1995-03-15
著者
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北澤 修司
(株)日立製作所システム事業部
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高木 勝則
日立エンジニアリング(株)
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田口 裕隆
日立エンジニアリング株式会社システム研究所
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白木 毅
日立エンジニアリング株式会社システム研究所
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北澤 修司
株式会社日立製作所システム事業部
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田所 敏行
日立エンジニアリング株式会社EWSシステム部
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高安 勲
日立エンジニアリング株式会社EWSシステム部
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