シナリオ制御方式を用いたメッセージ中継サービス実現法の検討

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概要

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従来、個別に作成されてきたシステム間を相互に接続し、各システムが持つ情報を流通させたいという要求がある。しかし、採用しているプロトコルやアーキテクチャが異なる場合、お互いのシステム間を接続し円滑な情報流通を行なうことは困難である。このような問題を解決する方法として、情報流通アプリケーションアーキテクチャが提案されている。また、各システム間を相互に接続する情報流通システム(Information Delivery System、以降IDSと記す)においては、流通処理の流れを記述したシナリオに基づき流通を制御するシナリオ制御方式が提案され、ファイルタイプの情報流通において、その有効性が示されている。本稿では、メッセージ中継サービスの各種パターンを分析することにより、サービスを構成する要素を明確化し、問合せ型メッセージ中継へのシナリオ制御方式の適用方法を提案する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1995-03-15

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