教育支援Client/Serverにおける動画管理方式の一提案
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概要
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近年、コンピュータのネットワーク化、マルチメディア化により、インタラクティブTVやビデオ・オン・デマンドなどに代表される、通信や放送、知的創造活動が融合したディジタルビデオ時代が到来しつつある。また、高速CPU、大容量メモリ、データ圧縮技術等の急速な進歩に支えられ、CAIシステムにおいても、テキストやグラフィックスなど従来の静的データに加えて、音声、ディジタルビデオのようなダイナミックオブジェクトを用いたアプリケーションがパーソナル環境でも実行可能段階に来ている。しかし、マルチメディア利用による表現力の増大と共に学習教材のデータ量も増大の一歩をたどっている。本研究では、パーソナル環境におけるCAIシステムをネットワーク環境へと拡張すべく、またハードウェア資源の有効活用をはかるため、教育支援Client/Server系上に動画データベースを構築した。一般的動画アクセスとしてのCMS方式(Collectively Management By Server)では、複数Clientからの動画再生要求が発生した場合、動画データ読み出しに対するオーバーヘッドが生じる。オーバーヘッドの短縮をはかるためにVDA方式(Virtual Disk Array)を提案し、その有効性をシミュレーションにより評価した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-15
著者
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