制御部品を利用したユーザインタフェース構築方法
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概要
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最近の計算機技術の進歩によりビットマップディスプレイやマウスを持つ高性能・高機能のワークステーションが急速に普及し、優れた使いやすいユーザインタフェースを求める要求がますます強まってきている。この要求に応えるために直接操作型のユーザインタフェースが出現したが、その作成にかかる手間がそれまでのものに比べて大きいという欠点を持っていた。これに対して最近は種々のウィンドウシステムが開発され、ツールキットとして提供される部品を利用することによりユーザインタフェース作成の負担が軽減された。しかし部品は画面の構成要素に限られており、制御に関してはアプリケーション作成者が直接プログラムを組む必要があった。通常のアプリケーションにおけるユーザインタフェースの多くは制御方法が限られているため既存の部品の他に制御用の部品を導入することにより部品の組合せとして実現可能である。ここではインタフェース全体をこのように部品を結合し構築することによりその作成に要する手間を大幅に軽減する方式を提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-03-15
著者
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