ドメインの知識を利用したユーザインタフェース適応化方式
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概要
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近年、計算機ユーザの多様化に伴い、各ユーザに適応したインタフェースの提供が不可欠になりつつある。しかし、現在、ユーザインタフェースを変更するには、システムについての理解が必要であり、ユーザ自身が変更する場合には、負荷が増大する。このような問題から我々は、操作履歴からユーザの特性を抽出して各ユーザに適したインタフェースを提供する「ユーザ適応型インタフェースの研究」を行なっている。我々の方式では、ユーザと計算機との対話の操作履歴から操作パターンを抽出し、その出現頻度がある閾値を越えたものをユーザの特性とした。以前提案した方式では、操作履歴を基本操作の繰り返しと考え、操作の類似性と連結性の組合せに依存した閾値を設定してパターンを抽出したが、次のような問題が生じた。(1)意味の無いパターンも多く抽出された。(2)操作対象の抽象化が行なわれなかった。本稿では、この問題を解決するために、 ドメインの知識を用いたパターン抽出方式を提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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