連結性を考慮した近似折れ線による曲線の階層管理
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概要
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地理情報処理では,大量の点,線,領域の図形データに対する幾何質問を,効率的に処理することは重要である.そのうち道路,海岸線などの線データの質問処理の効率化を図るための前処理については,多くの研究成果がある.その手法の1つに折れ線を長方形で被覆し,また木構造を構成し,多段階の誤差に対応する折れ線を階層的に管理する手法がある.本稿では,多段階の誤差に対応する折れ線の,別手法での階層管理の構成法と幾何質問処理について論ずる.その手法は,あらゆる形状の折れ線に対して,各段階で連結した折れ線が得られるという利点がある.次にその階層構造を用いた幾何質問処理を述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-03-15
著者
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