IS^3におけるドメインモデルの構築支援
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概要
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知識の抽出、ドメインモデルの構築、初期知識ベースの構成といった、一連の上流知識の獲得支援は知識ベースシステムの知識の質を左右する重要な作業である。IS^3は、実行結果の修正によって制約知識を対話的に獲得するシステムであり、制約テンプレートと呼ぶ制約知識のひな型を用いて獲得動作を実行している。獲得動作はあらかじめ用意された制約テンプレートに対するスロットフィリングにより行われるため、専門家の知識とシステムの問題解決能力を十分に反映するような制約テンプレートをいかにして用意するかが課題となっている。本報告では、専門家が直接使用できるような上流知識の抽出・整理ツール(例えば、CONSIST)の利用を前提として、制約テンプレートの構成支援を中心に知識整理ツールに必要な機能について考察する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-03-15
著者
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