LangLABの辞書2次記憶化
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概要
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Prologにより自然言語処理システムを構築する場合、辞書の保存形式が問題となる。最も単純な方式は、辞書データをPrologのホーン節で表現し、それらをすべてprologプログラム中に常駐させる方法である。こうしておけば、Prologの特徴であるユニフィケーションによりシステムか勝手に辞書引きをしてくれるため、システム開発者か辞書引きに関していっさい考慮する必要がなかった。しかしなから、実用システムの構築時には、大規模な辞書の作成が必要であるため、プログラムのメモリ容量の問題から、辞書をすべてメモリに常駐させることができないので、2次記憶化を図る必要が生じる。 本稿では、東京工業大学情報工学科田中穂積研究室で開発されたLangLABシステムの辞書2次記憶化と、その実用性の評価について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-03-15