オペレーティングシステムの並行開発手法
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概要
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従来のソフトウェア開発はウォータフォール型に行なわれていた。しかし今日コンカレントエンジニアリング技術のソフトウェア開発への適用が研究され、コンカレント型のソフトウェア開発が注目されている。新規に計算機システムを開発する場合、オペレーティングシステムのデバッグはハードウェアの試作が終ってからでないと行なえず、典型的なウォータフォール型になっていた。すなわち計算機システムの方式設計、ハードウェア開発、オペレーティングシステム開発という作業は直列化されてしまうというのが現状であった。この問題を解決するためにハードウェア動作のシミュレータを開発し、その上でオペレーティングシステムを開発するという手法が提案されている。しかしシミュレータがハードウェアの動作を正確に模擬し、かつ実行速度が十分に速くなければ、この様な手法というのは全く役に立たない。今回我々は実際にハードウェア動作のシミュレータを開発し、その上にUNIXを移植してみた。本論文ではシミュレータを用いたオペレーティングシステムの並行開発手法の有効性について示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-03-07
著者
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平山 秀昭
(株)東芝 情報・通信システム技術研究所
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大森 誉史
(株)東芝情報通信システム技術研究所
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山本 賢司
東芝システムクリエイタ(株)
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山本 賢司
東芝システムクリエイタ株式会社システム技術部
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平山 秀昭
(株)東芝情報・通信システム技術研究所
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平山 秀昭
電気通信大学大学院情報システム学研究科
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平山 秀昭
(株)東芝デジタルメディアネットワーク社コンピュータ&ネットワーク開発センター
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鈴木 和子
東芝情報システム株式会社ソフトウェア技術本部
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