電話回線を用いた手話画像伝送方式
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
現在、日常生活においての情報の伝達・交換に電話は欠かせない物となっている。しかし、耳の不自由な人達は、これを使うことができない。一部ではパーソナルコンピュータや専用の端末による文字を使った通信もなされているが、キーボード等で文字を打っていかねばならないため、不自由である。そこで、手話の映像を、ー般電話回線を通して伝送すればよいと考えた。一般電話回線という伝送容量の小さな媒体で、動画像を伝送するため、偶数・奇数それぞれのフレームを異なった特性で解像度と階調数を減少させ、再生側で最新フレームと直前のフレームとを合成表示することで、画質を向上させるという方式について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-03-07