グループウェア・システムが対象とする問題の構造分析
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概要
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グループウェア(以下GW)システムの設計と評価が困難であることが、従来から指摘されている。これに対して提案されているGWシステムの設計と評価の方法が「発見的評価法」を用いた「設計-評価-再設計」サイクルである。しかしながら、この方法は試行錯誤を前提とするため、所要期間やコストが大きくなるという問題がある。これに対する解決策として、このサイクルの各フェーズ、特に評価フェーズの処理速度向上の提案がなされている。本稿では、協調作業支援課題の分析・分類を行うフレームワークの提示によって、評価項目を整理削減することにより、発見的評価の効率向上を図ることについて提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-03-07
著者
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