ソフトウェア開発の可視化のための管理のしくみとその評価
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近年、高度情報化社会の要求に伴うソフトウェアの開発需要の増大により、慢性的なソフトウェア技術者不足に陥っている。そのため、技術者確保や育成と共に、ソフトウェア技術者の業務効率を高めていくことが重要である。その一方法として、間接業務(設計業務以外)等の技術者の管理の負荷を軽減し、本来の開発業務に専念できるようにしていく必要がある。一方、ソフトウェア開発の状況について開発担当者以外が把握することはなかなか困難であり、外部よりの技術者支援が行いにくいという問題が発生している。技術者の業務を整理し、外部からの支援を行い易くすると共に、ソフトウェア開発状態を第三者にも見えるようにし、ソフトウェア生産の工業化を進めていくことが、今後重要である。今回、工程、作業手順を明確にし、作業指示の発行によるソフトウェア生産の分業化のしくみと、このしくみを通じて得られるソフトウェア開発状況の可視化の方法についての検討した。検討内容と、実験による評価について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12
著者
関連論文
- 工数把握・分析システムMYSTEP/OURSTEPを利用した進捗管理
- 汎用クロス開発ソフトウェアの評価
- ソフトウェア開発の可視化のための管理のしくみとその評価
- ソフトウェア開発計画作成支援における一考察
- 硬X線光電子分光による極浅プラズマドーピングとイオン注入サンプルの化学結合状態の比較