ソフトウェア開発計画作成支援における一考察
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概要
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ソフトウェア開発計画作成に当たっては、次のような問題を持っている。開発初期には仕様に不明瞭な点が多く時刻が進むにつれてはっきりしてくる。仕様変更による追加・修正作業が比較的多く発生する。人間の知的作業が主であり、作業難易度・要員能力の差により所要時間にバラツキを生じる。このため現状では、ソフト開発初期における計画は、特定の技術者の経験と勘によって作成される場合が多く、作成された開発計画の定量評価やリスク分析が困難である。本論では、実績データを蓄積・分析することから、開発初期段階でも第三者が定量評価できる中日程レベルのマクロ的な見積りやスケジューリングの支援について考察したことを述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-03-15