繰返し型ラベリング方式の高速化の検討
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概要
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ラベリング処理は,同一シーン内に存在する複数の領域・物体を分離することができ,ロボットビジョンにおける形状計測や形状認識において重要な処理のひとつである.しかし,この処理は通常の画像前処理と異なり,複雑なアルゴリズム的処理のため高速化が困難とされていたが,近年,この処理を高速に行うアルゴリズム・ハードウェアが多数報告されている.本研究では,ビデオレートで実行し,小規模なハードウェアで実現できるラベリング方式について検討した.本方式は,従来時間を要していたラベルの分類・統合処理をラベルの接続検出,ラベル画像更新の繰返し処埋で置き換え,特に,繰返し処埋回数を低減するために.接続テーブル作成方法の効率化を図っている点を特徴とする.本稿では,繰返し型ラベリング方式のアルゴリズム,性能評価,およびハードウェア構成について述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12
著者
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