日本語による仕様書からのプログラム自動生成
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概要
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最近、自然言語で記述された仕様文からプログラムを合成する研究が盛んになり、自然言語表現から仕様を獲得する各種の手法が提案されている。我々は、制限の加わった日本語で書かれた設計仕様書より、手続き型プログラムを生成するプログラム自動生成システムの開発を行っている。本稿では、仕様書からの仕様獲得方法を中心に報告する。システムは、仕様書がもつ章や節の構成を利用し、まず処理パターンを決定する。その後、その処理パターンに従って詳細処理を取り込む方式をとっている。また、対象分野を事務処理、特にバッチ型ファイル処理に限定し、実用的な事務処理プログラムを合成することを目標としている。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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上原 憲二
三菱電機(株)情報技術総合研究所
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行徳 孝彦
三菱電気(株) 情報電子研究所
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石川 由美子
三菱電気(株) 情報電子研究所
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上原 憲二
三菱電気(株) 情報電子研究所
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行徳 孝彦
三菱電機(株)情報電子研究所
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