カウンタを用いたunfold/fold技法によるPrologプログラムの変換
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概要
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Prologプログラムのunfold/fold変換の正しさについては玉木-佐藤によって厳密な議論が始められ、いろいろな制約を緩めた最近の"多層化"した枠組みで、同値性保存の統一的な美しい証明が与えられている。本稿では"多層化"とは別の方向で同じように制約を緩めることをめざした"カウンタ"を用いる枠組みを示す。荒っぽく言うと、この枠組みは、各causeごとにそれまでのunfold/fold操作によって最初のプログラムにくらべてどれだけのステップ数を得するようになったかを示すカウンタを設け、これを用いて同値性を失なうような危いたたみ込み(folding)を避けるものである。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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