証券市場接続支援システムへのオブジェクト指向技術の適用
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概要
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証券市場接続支援システム(以下、証券外接システム)は、証券取引所の売買システムと取引所会員(証券会社)の売買執行管理システムとの接続を支援するシステムである。証券外接システムは、接続する市場や商品毎などに手順や運用などが細かく異なり、それぞれ個別の開発あるいは保守はその工数が膨大である。こうした問題点を解決する手段として、証券外接システムの一例としての東証株式約定外接システムの開発に、日立が開発したオブジェクト指向開発手法(オブジェクト指向開発標準手順)を適用した。当該システムは、オンライントランザクションシステムとして動作する。本稿ではその概要と評価について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06
著者
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伊野谷 祐二
(株)日立製作所 システムソリューショングループ
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千葉 寛之
(株)日立製作所ビジネスシステム開発センタ
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伊野谷 祐二
(株)日立製作所情報システム事業部
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井上 文博
(株)日立製作所情報システム事業部
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生田 英明
(株)日立製作所情報システム事業部
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東郷 龍
日立西部ソフトウェア(株)
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