分散オブジェクト環境を使ったアプリケーションの開発に関する考察 : グラフィカル・ユーザ・インタフェース開発の観点から
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概要
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オブジェクト指向技術を利用して、異機種分散ネットワーク環境におけるアプリケーション開発を促進する、分散オブジェクト環境を実現する製品が増えてきた。しかし、分散オブジェクト環境を用いたアプリケーションのオブジェクト指向開発についての事例は、まだ少ない。筆者らは、グループ構成員のスケジュールをもとに会議の企画/設定を行なうスケジュール管理アプリケーションを、オブジェクト指向開発方法論OMT法に基づき分析/設計し、コーディングを行なった。これを、クライアント/サーバ形態として実現するために分散オブジェクト環境を利用した。本報告では、上記のアプリケーション(以後アプリと略す)の中でグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)部分の開発に着目し、異機種分散環境での分散オブジェクト環境を用いた場合について、設計の過程で生じた要求と方針及び、コーディングの方法、考察について示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06
著者
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