オブジェクト指向分散環境OZ++のWWW/CGIインタフェースの設計と実装
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概要
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WWW(World Wide Web)の登場によってインターネット上で共有または交換される情報の質と量、およびそれらにアクセスするユーザ数は飛躍的に増大している。これは、インターネット上で動作するアプリケーションは、WWWから利用できるインタフェースを整えることによって、専用のクライアントプログラムを配布することなくこれらのユーザ層からの利用に供することができることを意味している。 OZ++は、ネットワーク上でソフトウェアを自動配送することによりソフトウエアの共有を促進するように設計された分散システムであるが、OZ++システムで配送されるアプリケーション自体もまたネットワークアプリケーションである場合が多くそれらが共通に使えるネットワーク対応型ユーザインタフェースライブラリの需要は高い。 そこで今回、WWWのCGI(Common Gateway Interface)を利用することにより、WWWからOZ++アプリケーションを利用するフレームワークを設計し、実装した。本稿では、その概要と、この作業を通じて気づいた、CGI利用における利点と問題点について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06
著者
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