パラレルビデオサーバ(PVS)の検討
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概要
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マルチメディアの進展に伴い,「見たい映像を見たいときに見られるサービス」であるビデオオンデマンド(VOD)システムの開発が盛んに行われている.VODの規模は,ストリームと呼ばれる同時に独立して見ることができる映像の数で表されるが,その要求は年々大きくなってきている.また,ストリームあたりのスピードも,MPEG1の1.5Mbpsから,MPEG-2の6Mbpsへと高速化してきており,単一のサーバでこれらをまかなうことが困難になってきている.このため,筆者らはワークステーションクラスのサーバ群を高速ネットワークで接続し,サーバの数に応じてストリーム数を拡張できるクラスタ型VODサーバの検討を行ってきた.本稿では,検討した3つのタイプのクラスタ型VODの特徴を紹介し,その中の1つをベースとしたパラレルビデオサーバ(PVS)の概要を報告する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06
著者
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