仮想3次元空間をウォークスルーするための操作インターフェースの一提案
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概要
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ハードウェア性能の向上により3次元CGがより身近なものとなり,従来の2次元のハイパーテキストの3次元化に対する要望が高まりつつある.しかし,単にリンク元になるオブジェクトを仮想3次元空間に配置しただけでは,それを眺める位置(視点の位置)によっては,手前のオブジェクトに遮られて選択することができないということが起こり得る.そのため,それが見える位置まで視点を移動する機能も合わせて開発する必要がある.このようなオブジェクトの選択と仮想3次元空間を視点の移動により動き回るウォークスルーの仕組みを3次元ブラウザと呼ぶ.ところで,従来の視点移動技術では思い通りに操作できるまでにかなりの習熟を要していた.そこで我々は,"ハイパーレール"という仮想3次元空間内での視点の移動を制御する新しい操作系を考案した.本稿ではその概要を述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06
著者
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