二次元最適配置への遺伝的アルゴリズムの応用
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概要
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本研究は二次元最適配置問題,すなわちシート材から各種形状の部品を複数個切り出す際のシート材の必要面積を最小とする部品配置を決定する問題に対し遺伝的アルゴリズム(GA:Genetic Algorithm)を適用したものである.従来,この種の問題の解法として動的計画法やツリーサーチプログラムによる研究されている[1]が部品が自由形状の場合は組み合わせの自由度が大きく多大の計算を必要とする.この問題にGAを適用する際に遺伝子を各部品の位置と表現した場合,二次元の組み合わせ問題となり探索空間が広大になり解を求めることが困難である.その解決策として本研究では配置決定アルゴリズム(LDA:Layout Determining Algorithms)をGAに導入することにより順序問題として解く方法を採用し,シミュレーションの結果,良好な性能を得ることができた.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06
著者
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