異種診断型ESの相互作用機構における推論構造変換支援
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概要
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近年、知識ベースの共有・再利用に関する研究が進展しつつある。ARPAのKnowledge Sharing InitiativeやCommonKADSでは、言語仕様の標準化や推論の標準関数の設定などの試みを通して知識の共有・再利用性を確認しようとしている。我々は、知識の共有・再利用性の観点に立脚して、他のESから有用な情報を得て、ESが半自律的に性能を向上させる分散相互作用型ESの構成法を目指している。本稿では、ES間のインタラクションを通して、ESが推論構造と知識構造を半自動的に更新するための支援機構について考察する。以下においては、ES群を2つの異種診断型ESに限定し、開発済みの空調機故障診断ESと企業診断ESを題材として、考察を進める。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06
著者
-
山口 高平
静岡大学
-
川口 将
静岡大学
-
川口 将
静岡大学大学院理工学研究科 : (現)(株)東芝富士工場
-
岸本 大紀
静岡大学大学院理工学研究科
-
猪俣 秀成
静岡大学
-
岸本 大紀
静岡大学 工学部
-
岸本 大紀
静岡大学大学院理工学研究科 : (現)日本電信電話株式会社国際本部
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