高齢者における血漿,血球,頬粘膜細胞中のα-トコフェロール濃度の検討

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概要

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高齢者におけるE栄養状態を検討する目的で、しかも摂取E量を把握するため老人病院入院中の55才〜89才までの高齢者39名について血漿、赤血球、血小板、単核球、多核球、頬粘膜細胞中E濃度について検討し、22才〜38才までの若年成人20名と比較した。血漿中E濃度は高齢者と若年成人間で有意差はなかったが、血小板、単核球、多核球、頬粘膜細胞中E濃度は高齢者において有意にて位置を示した。高齢者の摂取E値は6.71 mg/dayと日本人のE摂取目標量に比較し、低値であった。
日本ビタミン学会の論文
1993-01-25

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