平地流域で観光レクリエーションの観点から森林管理が重要な場所の地形構造および土地利用構造
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概要
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日林誌84:280〜283,2002 霞ヶ浦森林計画区において,観光レクのために森林整備を行うと効果的であると判定された75カ所の重点地区を対象に,地形構造および土地利用構造の解析を行った。その結果,地形構造から四つのグループに,さらに土地利用構造を加味すると13のサブグループに類型化できた。これら13のサブグループのうち八つのサブグループは,中山間流域における先行研究では見出されなかった新規のものである。さらに,各重点地区がどのような観光レク資源・施設の集積により重要であると判定されたかという基準で分類された意味的要因(6類型)と,サブグループとの対応関係について考察を行った。その結果,両者には多様な対応関係があることが明らかになった。これは上述の先行研究を支持する結果であった。
- 日本森林学会の論文
- 2002-11-16
著者
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