H型架線の平衡状態についての研究(I) : (1)平衡状態における条件式と変数の関係
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概要
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2本の軌道索の間に1本の架空索をかけ, アルファベットの文字Hのように架線の索張りをしたものをH型架線という。H型架線は面状集材の一つの架線形式であるが, この面状集材架線は森林を立体的構成体として利用するための樹下植栽や, 単木抜き切り伐木集材作業を可能にし, 森林造成や森林作業に新たな道を開くであろう。このような意味でH型架線の実用の可能性を確かめることは必要なことである。ここでは索曲線の関係式を用いてH型索張りの釣合状態の条件式と変数の関係を負荷時と無負荷時に対して求め, おのおのの場合の収束計算と計算結果の一例を示した。
- 日本森林学会の論文
- 1973-12-25
著者
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