林木のさし木に関する研究(第1報) : さし穗の採取部位と発根との関係
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本報はさし穂の採取部位と発根及びその後の経過との間に如何なる関係があるかを明らかにする目的で, ポプラ(Populus nigra var. italica.)を材料として, 水耕法によつて試験した結果である。採穂部位とさし木の成績との関係は明瞭でなかつたが, 一般に枝の先端部及び樹冠の下部から採穂した場合に, わずかながら発根しやすい傾向が認められた。しかしながら, 採穂部位の発根に及ぼす影響よりも採穂時期のこれに及ぼす影響の方が大であつた。
- 1956-08-25
著者
関連論文
- 材木のさし木に関する研究(第2報) : ポプラのさし木の発根に対するホルモン処理の効果について
- スギ山地直さしに関する研究
- 519. 林木のさし木に関する研究(第9報) : メタセコイアのさし木根の発生位置と小葉枝着生位置との関係(造林)(第68回日本林学会大会)
- 材木のさし木に関する研究(第7報) : 芽の有無とホルモン処理が発根に及ぼす影響
- 林木のさし木に関する研究(第6報) : 採穗部位と発根との関係
- 林木のさし木に関する研究(第5報) : さし穗の葉量の多少とホルモン処理
- 林木のサシ木に関する研究(第4報) : サシ穂の葉量の多少とホルモン処理
- 林木のさし木に関する研究(第1報) : さし穗の採取部位と発根との関係