我国で見出された主なユーカリの病害
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概要
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近年我国においても各地でユーカリの試験的植栽が行なわれている。しかし, すでにBotrytis cinereaによるEucalyptus citriodora, E. globulus, E. longifolia, E. resinifera, E. robusta, E. saligna, E. tereticornisの立枯病, Cylindrocladium scopariumによるE. globulus, E. gigantea, E. robustaの立枯病及び葉枯病, Fusarium sp.によるE. globulusの立枯病, Phythium sp.によるE. globulus, E. salignaの立枯病, Oidium sp.によるE. glubulus, E. longifolia, E. robusta, E.tereticornisの葉枯病, Cercospora epicoccoides, Phyllosticta sp.によるE. globulusの葉枯病, 及びSchizophyllum commune, Trametes albidaによるE. globulusの腐朽等が発生している。これらのうち立枯病は最も多くみとめられ, ユーカリの重要病害と考えられた。
- 一般社団法人日本森林学会の論文
- 1955-05-25
著者
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