ハンノキ属花粉の可溶性蛋白質溶液の電気泳動による種の同定について
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概要
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植物体の各組織から抽出される可溶性蛋白質溶液の電気泳動による泳動パターンは, その系統ならびに発育時期によっていろいろな特徴をもっている。ハンノキ属5種(ケヤマハンノキ3個体, ハンノキ2個体, カワラハンノキ1個体, シナハンノキ1個体, ヤシャプシ1個体)の花粉の可溶性蛋白質溶液の電気泳動パターンによる種の同定の可能性についてしらべた。その結果, 同一種内の個体間では, ほとんどその泳動パターンにちがいが認められず, 種間では明らかなちがいがみとめられた。
- 日本森林学会の論文
- 1970-10-25
著者
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