樹冠および樹高の成長を考慮した年輪幅の縦断的分布についての数学的表現
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概要
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樹高成長を線形増殖過程に組み込み, その方程式をランダム・ウォークに変換した。成長期間を通じて, 樹冠下部を一定の高さに固定し, 樹冠の先端が幹の梢端と常に同じ高さであるように樹冠と樹高を成長させた。各時点において, 師部の各位置に存在する同化物質が, 一定の比率で年輪として固定されるものとして, 連続的に年輪が形成されるモデルを作成した。このモデルより得られた曲線を, スギ(Cryptomeria japonica D. Don)の資料に適用し, 良好な結果を得た。
- 日本森林学会の論文
- 1998-05-16
著者
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