林分の成長に伴う樹高曲線の転位と修正HENRICKSEN式の適用
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概要
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林分の成長に伴う同齢単純林の樹高曲線の転位を, 直径成長および樹高成長と関連させて考察した。同齢単純林では定期直径成長量と期首の直径との間に正の線形関係が存在し, また, 定期樹高成長量は期首の樹高の大きさにかかわらず一定とみなせることが認められているが, これらの線形性を利用して, 将来の樹高曲線の定数を予測する式を, いくつかの樹高曲線式について導いた。今回の方法はHENRICKSEN式には適用できなかったので, 実用主義的な見地から同式を修正し, それを修正HENRICKSEN式と名付け, 樹高曲線として使用することにした。
- 日本森林学会の論文
- 1991-05-01
著者
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