図書館の建築計画 (<特集> ライブラリー・デザイン)
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概要
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図書館の建築計画は,図書館がその目的を達成するために,どういう体勢でどんな活動をしようとしているのか,という,いわば図書館自体の計画に基づいてたてられる。その図書館の計画を実現するために,最もふさわしい建築を得ようとするための具体的な計画が建築計画なのである。この図書館の計画を建築計画にうつしかえるという作業は決してやさしい作業ではない。やさしい作業ではないが,図書館が図書館長の責任においてやらなくてはならない作業なのである。建築家の仕事はその計画書からはじまる。ここでは計画書にはどのような内容を書くべきなのか,その内容はどうやって決めたらいいのか,そして何よりもまず何故それが必要か,といったことから書いてみようと思う。これは従って計画のたて方,計画書の書き方の手引きであって,内容そのものについては一切ふれていない。それはあくまでも図書館が自分で決めるべきことだと思うからである。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 1992-12-01
著者
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