パーソナルコンピュータを使ったINIS書誌データ作成システム
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
日本原子力研究所は,INIS(国際原子力情報システム)へ日本の原子力文献情報を提供している。データ作成のため,タイプライターを使ってワークシートにタイプする方法によっていたが,文献をみながらパソコンを利用してフロッピーディスクに書誌情報を入力するシステムを開発した。最近のパソコン,ワープロの普及状況から,他の類似システムにも容易に応用できると思われるので,このパソコンを利用した英文データーベースの入力システムの概要,問題点ならびに今後の課題について報告する。従来の大型計算機端末を利用したシステムと違い,パソコンを利用したこのシステムでは,ハードウェアの制約のためスペルチェック,各種典拠ファイルのデータ引用などの処理を行っていない。大型計算機のコード体系との違いなどから,手間のかかることも多いが,タイプ作業の重複がなくなり,タイムラグの短縮が期待できるなど,その効果は大きい。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 1990-01-01
著者
関連論文
- 原子力分野における雑誌論文投稿とタイムラグ (学術雑誌の現在)
- 電子ジャーナル導入による外国雑誌の利用動向の変化 : 日本原子力研究所の場合
- 小規模図書室におけるオフコンを利用した図書資料管理
- 電子ジャーナル利用ニーズの実態について : 日本原子力研究開発機構の調査から(利用者調査)
- 専門図書館協議会 編集・発行 専門情報機関総覧1991, 発売元 丸善, B5判, 773p., \25,750(税込み) ISBN 4-88130-010-5
- 国際原子力情報システム(INIS)における典拠コントロール (「典拠コントロール」)
- 国際協力による原子力文献情報の提供 : 国際原子力情報システム(INIS) ( 日本情報の国際流通)
- パーソナルコンピュータを使ったINIS書誌データ作成システム
- マサチューセッツ工科大学図書館 : 外国の情報センター・図書館を訪ねて
- オークリッジ国立研究所図書館 : 外国の情報センター・図書館を訪ねて